エアコン取り付けにベストの高さはどれくらい?

暑い夏の日も、寒い冬の日も、エアコンの効いた部屋に帰ってくるとほっとします。お部屋の温度管理にエアコンを使う人は大勢いますが、効率的な使い方をできている人はどれだけいるでしょうか。これから、エアコン取り付けに適した場所や、エアコンをより効率的に使う方法をご説明します。これからエアコンを取り付ける方にも、もっと上手にエアコンを使いたい方にも、お役に立てることがあるはずです。

エアコン取り付けの場所選び

コンセントエアコン取り付けに必要なのは、配管と専用のコンセントです。エアコンは、通常のコンセントよりも電圧の高い専用のものが必要ですので、ない場合にはまずその環境から整えましょう。業者を呼んで、電圧を変えてもらったり、新規にコンセントを作ったりします。

次に配管との位置関係ですが、エアコン本体は必ず配管より高い位置になくてはいけません。エアコンを稼働させた際に出た水が、流れるだけの高さが必要だからです。また、エアコンが効率的に稼働するためには、天井との隙間が5センチ程度あるのがベストです。配管の穴を開けるときには、そのことも考えて工事を行いましょう。

火災報知器とも距離を取り、最低でも1.5メートル以上離れた場所に設置しなくてはいけません。エアコン取り付けがこれより近い位置になると、火災の折に正確に煙を感知することができなる可能性があります。

エアコンを効率的に使う

エアコン取り付けの位置を工夫することで、温度管理を効率的に行うことができるようになります。まず、エアコン本体は天井より5センチ程度下げて設置します。たった5センチですが、これだけでも高さがあると、風が通る隙間が生まれます。

また、エアコン本体と室外機は、なるべく近い方が効率的に温度管理ができます。エアコンは、室外機で冷やした、あるいは暖めた空気を部屋に送ることで、部屋の温度を一定に調整しています。

これら二つをつなぐ配管の距離が長くなると、せっかく調整した温度が外気に近くなってしまいます。一階の部屋で、すぐ外に室外機を置けるのであれば、エアコン取り付けもさほど難しくはないでしょう。しかし、二階の部屋でベランダがない場合などは、室外機を吊ったり、屋根に設置したりして、距離を短くします。

多くの部屋は長方形に近い形であることがほとんどでしょう。そうした場合、エアコン本体は壁の長さが短い方に取り付けます。エアコンの風は正面に吹き出されます。長辺の壁につけてしまうと、風が届かない場所が出るからです。

エアコンが冷えない、暖まらない

エアコンの風は、冷たいときは下に、暖かいときは上にたまります。そのため、せっかくエアコンをつけても、適温が体感できないことは、誰しも経験したことがあるはずです。

そんなとき、まず見るべきはエアコンの周囲に家具などの障害物がないかどうかです。たとえばエアコンの下に家具があるとき、風は家具に遮られて部屋の中に行き届きません。

また、扇風機やサーキュレーターを使って、部屋の空気を混ぜてみるのもよい方法です。サーキュレーターで空気を循環させることで、エアコンが調整した温度が適度に部屋に行き届きます。

いろいろ工夫しても、改善の兆しが見られない時は、エアコン取り付けの業者に相談してみましょう。エアコンそのものの故障があるのかもしれません。また、配管のトラブルや、ガスの問題も考えられます。

また一説では、エアコンの寿命は約10年ともいわれています。エアコンのききが悪くなったら、新しいものに取り換えることも検討してみましょう。購入代や、エアコン取り付けに費用はかかりますが、最新式のものは省エネ性能もかなり向上しています。快適さとコストの面で、メリットが多いのも確かです。